
永遠の議題
みなさんは自分の家を持つことに夢や希望がありいつか欲しい、またはすでに購入したりしますでしょうか?
将来的には持ち家はローンを払い終え、自分の一生涯の棲み家となります。何にも縛られず悠々自適に住むことのできる我が家。子供もいるならば、子供と過ごした思い出も家に染みつき宝物と化します。
しかし、そういう思い出の側面もありますが、やはり家の議題で最初に出てくるのは購入した方が(経済的に)得なのか、損なのか….という経済的な面になります。
結論は既に出ている
家を購入するよりも経済的に勝つのは賃貸です。
あくまで経済的に!です。
これは下記で説明していきます。
イメージの前に条件を設定してみる

家は都心部に建てるのか郊外に建てるのか、どれくらいの家を建てるのか、
様々な条件で価格が大きく変わりますので一概には言えないことは周知の事実でしょう。
その中でてきとうに条件をつけて話してみます。
もちろん、今回の設定も一部の人には参考になるかもしれませんが
全く参考にならない方もいると思いますので悪しからず
そして2025/1 時点での情報を元に説明していきます
条件
- 住む場所は福岡県の郊外エリア(博多区の比較的外れた場所)
- 建物は建売住宅とする
- 諸費用、外構費用、引越し費用などを考える
- 世帯年収が800~900万円程度の家庭をイメージする
この条件から一軒家を建てるとすると
年収の5~6倍が無理のない予算といわれています
土地の価格は大体40坪購入し
1600~3200万円
と想定します
建物は建売住宅で2000~3000万円
と想定
そして、諸費用、仲介手数料、ローン手数料は建物の5~10%
外構費用は約100~300万円
引越し費用や家電の購入費用として
200万円
と想定します
郊外エリアで建売を購入する場合、
4000~7200万円
と想定できます
それだけではない!さらに考えるべき一軒家に関する費用
家を建てる際には建設費や土地代以外にも長期的な維持費用が発生します。
これらを無視すると予算オーバーや計画の不備につながる可能性があります。
以下に、家を建てた後に必要な費用を詳しく解説します。
1. 固定資産税・都市計画税
一軒家を所有する限り毎年発生する税金です。
固定資産税:
- 土地・建物の評価額の 1.4%(標準税率)
- 初めて家を建てた場合、新築住宅は固定資産税が3年間半額(建物部分のみ)となる軽減措置があります。
都市計画税:
- 都市計画区域内に建つ建物の場合、評価額の0.3% が課税されます。
例:
博多市で土地評価額1,800万円、建物評価額2,000万円の場合:
- 固定資産税:(1,800万+1,200万)×1.4(1,800万 + 1,200万) × 1.4% = 約42万円/年
- 都市計画税:(1,800万+1,200万)×0.3(1,800万 + 1,200万) × 0.3% = 約9万円/年
合計:約51万円/年
2. メンテナンス費用
建物や設備は経年劣化するため、定期的な修繕が必要です。
外壁塗装
- 寿命:10~15年ごと
- 費用:100万~200万円
屋根の補修
- 寿命:15~20年ごと
- 費用:50万~150万円
ソーラーパネル(設置した場合)
- 寿命:20~25年程度
- 費用:交換費用は100万~200万円が目安
給湯器やエアコンなどの設備
- 寿命:10~15年ごと
- 費用:1台あたり20万~30万円
3. 火災保険・地震保険
家を建てる際に火災保険や地震保険への加入が一般的です。
- 火災保険:年間3万~5万円程度(建物の構造や立地による)
- 地震保険:年間1万~3万円程度
4. ローン返済と金利負担
住宅ローンを利用する場合、借入金額や金利によっては返済総額が大きくなります。
例:
- 借入額:4,000万円
- 金利:1.0%(固定金利)
- 返済期間:35年
総返済額は約4,950万円となり、利息分が約950万円です。
金利が変動する場合はリスク管理が必要です。
5. 定期的な点検とメンテナンスプラン
ハウスメーカーや工務店が提供する「定期点検サービス」に加入することで維持費を見積もりやすくなります。
- 費用:年間1万~5万円程度
6. その他の長期コスト
- 庭の手入れ(芝刈りや植木剪定):年間1万~5万円
- リフォーム(家族構成やライフスタイルの変化による間取り変更):30~50年以内に発生しやすい
- 駐車場の整備(舗装やカーポート設置):10年ごとに修繕費用が発生する場合も
総合的な長期コスト感
例えば、築30年間で考えた場合の維持費用の目安:
- 固定資産税:30年 × 50万円/年 = 約1,500万円
- 外壁塗装・屋根補修:2回 × 150万円 = 約300万円
- ソーラーパネル交換:1回 × 200万円 = 約200万円
- 設備交換費用(給湯器・エアコンなど):10年ごとに約100万円 = 約300万円
- 火災保険・地震保険:年間5万円 × 30年 = 約150万円
合計:約2,450万円(税金含まず)
つまり、家を建てて出費が終わるわけではなくすぐに税金や保険などの料金、
そして将来的には家電や家の修繕・メンテナンス費用が莫大かかってきます。
計算を総括してみた!面倒臭いのでChat GPTに聞いてみた 笑
以上のことから下記のようにChat GPTに聞いてみました!

博多市近くの郊外で建売物件と土地を合わせて4500万円で固定金利のローン、頭金なしで購入し、35年ローンだったとします。ソーラーパネルの設置もします。その場合ローンを払い終える時には総額どれくらいの費用が必要でしょうか?固定資産税なども含め、上記の情報を総括して説明してください。
確認・仮定するポイント
- ローン金利:固定金利の具体的な利率が不明ですが、仮に**1.5%**とします(一般的な住宅ローンの相場)。
- ソーラーパネル設置費用:設置費用を200万円と仮定します(全国的な平均値)。
- 固定資産税・都市計画税:建売物件の土地評価額と建物評価額を仮に土地1,800万円、建物2,700万円と配分します。
- 固定資産税の軽減措置:新築住宅の建物部分は3年間、固定資産税が半額になる措置を適用します。
- メンテナンス費用:35年間の外壁塗装・屋根修理・ソーラーパネル交換を含めます。
1. 住宅ローンの総返済額
ローン金額:4,500万円
金利:1.5%(固定金利)
返済期間:35年
総返済額の計算:
毎月返済額を以下の公式で求めます(元利均等返済方式): 毎月返済額=借入額×金利×(1+金利)返済回数(1+金利)返済回数−1毎月返済額 = \frac{借入額 × 金利 × (1 + 金利)^{返済回数}}{(1 + 金利)^{返済回数} – 1}
金利を月利に換算: 月利=1.5%÷12=0.00125月利 = 1.5\% ÷ 12 = 0.00125
返済回数:35年 × 12ヶ月 = 420回 毎月返済額=4,500万円×0.00125×(1+0.00125)420(1+0.00125)420−1=約14万2,000円毎月返済額 = \frac{4,500万円 × 0.00125 × (1 + 0.00125)^{420}}{(1 + 0.00125)^{420} – 1} = 約14万2,000円
総返済額:
14万2,000円×420回=∗∗約5,964万円∗∗14万2,000円 × 420回 = **約5,964万円**
2. ソーラーパネル設置費用
設置費用:200万円をローンと合わせる形で追加します。
ローン総額が4,700万円になる場合:
- 総返済額:約6,234万円(上記と同じ計算方法)
3. 固定資産税・都市計画税
土地評価額:1,800万円
建物評価額:2,700万円
固定資産税:
(土地1,800万円+建物2,700万円)×1.4%=63万円/年(土地1,800万円 + 建物2,700万円) × 1.4\% = 63万円/年
新築住宅の軽減措置を考慮:建物部分の税額が半減(2,700万円 × 1.4% ÷ 2 = 18.9万円)
- 初年度~3年間:土地25.2万円 + 建物18.9万円 = 44.1万円/年
- 4年目以降:土地25.2万円 + 建物37.8万円 = 63万円/年
都市計画税:
(土地1,800万円+建物2,700万円)×0.3%=11.7万円/年(土地1,800万円 + 建物2,700万円) × 0.3\% = 11.7万円/年
35年間の合計税額:
- 軽減期間(3年):(固定資産税44.1万円 + 都市計画税11.7万円) × 3 = 167.4万円
- 通常期間(32年):(固定資産税63万円 + 都市計画税11.7万円) × 32 = 2,396.4万円
合計:約2,563.8万円
4. メンテナンス費用
35年間のメンテナンス費用として以下を想定:
- 外壁塗装・屋根修理(2回実施):150万円 × 2 = 300万円
- ソーラーパネル交換(1回実施):200万円
- 給湯器やエアコン交換(3回実施):30万円 × 3 = 90万円
合計:590万円
5. 総額のまとめ
- 住宅ローン総返済額(ソーラーパネル込み):6,234万円
- 固定資産税・都市計画税:2,564万円
- メンテナンス費用:590万円
総額:6,234万円 + 2,564万円 + 590万円 = 約9,388万円
結論
博多市近郊で建売物件と土地を合わせて4,500万円、ソーラーパネル設置を含む35年ローンを組んだ場合、総費用は約9,400万円が目安です。
これにはローン金利、税金、メンテナンス費用が含まれます。補足情報があればさらに正確に計算できますので、遠慮なくお知らせください!
まとめ

このシュミレーションは固定金利なので現在の変動金利でしはらっているかたはもっと支払う金額が少ないと思います。
しかし、賃貸は実にシンプルで自分の持ち家ではないためメンテナンス費用など諸々が必要ありません。
持ち家を購入することはお金持ちのステータスになると思います。
そして広い場所に暮らすことも可能です。
賃貸だと広さや綺麗さは限られてきますからね。
しかし、将来のために世界や日本を転々としたいという人は賃貸がいいでしょうし、経済的にもFIREを目指していたりする方は持ち家を持他ない方がいいかもしれません。
「家は最後には自分のものになるから資産」ということを言われる方がいらっしゃるのですが
ほとんどの家は建てた瞬間に支払う以上の価値にはならない
むしろ
価値は半減するまである ものですので資産と思っている人は少し考え方が危ないかもしれないとさえ思ってしまう僕なのでした。