しいたと申します。
以前30代の貯蓄額などに関して記事を書きました
もしよろしければこちらも見てくださいね!
目次
40代夫婦の貯蓄額の中央値は?
40代の夫婦世帯の貯蓄額の中央値は、約520万円とされています
金融資産保有額の中央値であり、全体の統計を並べたときに真ん中にくる数字を指します。
上記は2023年の調査結果に基づいています。ですのである程度データは新しく信ぴょう性のあるものです
貯蓄額は家計やライフスタイルによって大きく異なるため、この数値は一つの目安としてご参考になさってくださいね。
他の年齢層と比べて、40代夫婦の貯蓄状況は?
日本の各年齢層における貯蓄額の中央値を比較すると、以下のようになっています
- 20代:71万円
- 30代:240万円
- 40代:365万円
- 50代:600万円
- 60代:650万円
- 70代:460万円
これらの数字は、金融資産を保有していない世帯も含めた中央値です。
40代夫婦の貯蓄額は、若年層と比べて増加傾向にありますが、50代や60代に比べるとまだ少ないことがわかります。
これは、40代が教育費や住宅ローンなどの支出が多い時期であることが影響している可能性があります。
世界と比べて、日本の貯蓄状況は?低い?高い?
日本の家計貯蓄率は他の国々と比較して低い傾向にあります。
例えば、2022年の統計によると、中国の家計貯蓄率は34.79%で世界で1位、スイスが19.32%で2位となっています。一方、日本は4.3%で23位となっており、アメリカやヨーロッパの多くの国々よりも低い水準です。
1990年代には10%を超える高い貯蓄率を記録していた日本ですが、2000年以降は低下傾向にあり、2013年には0%台に突入しました。ただし、2020年には新型コロナウイルスの影響で消費が抑制され、貯蓄率が一時的に上昇したことが各国共通の現象として見られました。
このように、日本の貯蓄率は過去数十年で大きく変化しており、国際的な比較では低い位置にあります。しかし、貯蓄率はあくまで一つの指標に過ぎず、国や地域の経済全体を考慮する必要があります。
40代から貯蓄を増やす再現性の高い方法は?
40代から貯蓄を増やすためには、以下のステップが効果的だといわれています
- 現状分析:まずは自分の収入と支出を正確に把握しましょう。家計簿アプリやスプレッドシートを使って、毎月の収支を詳細に記録することが大切です。
- 固定費の見直し:毎月の固定費、特に通信費や保険料、住宅ローンなどを見直し、無駄な支出を削減します。
- 変動費の管理:食費や娯楽費などの変動費も見直し、必要なものだけにお金を使うように心がけます。
- 先取り貯蓄:収入が入ったら、まず貯蓄に回す金額を決め、それを先に貯金口座に移しましょう。これにより、使えるお金の範囲が明確になります。
- 資産運用の検討:貯蓄だけでなく、資産運用も視野に入れましょう。リスクを理解した上で、株式や投資信託、NISAやiDeCoなどの制度を利用することが推奨されます。
これらの方法を実践することで、40代からでも効率的に貯蓄を増やすことが可能です。ただし、投資にはリスクが伴うため、自分に合った方法を選び、必要に応じて専門家のアドバイスを求めることも重要です。
具体的な資産運用の方法の例
資産運用には様々な方法がありますが、ここでは特に初心者におすすめの方法をいくつかご紹介します
- 預貯金:銀行や信用金庫に預けて利息を得る最も基本的な方法です。リスクは低いですが、利息も低いため、インフレの影響を受けやすいです¹。
- 外貨預金:外国通貨で預金し、利息や為替差益を狙います。金利が高い傾向にありますが、為替リスクが伴います¹。
- 債券投資:国や企業が発行する債券を購入し、定期的な利息収入と元本の返済を目指します。比較的低リスクですが、発行体の信用状況によってはリスクがあります¹。
- 株式投資:企業の株式を購入し、配当や株価の上昇を通じて利益を得る方法です。高リターンを目指せますが、市場の変動によるリスクが高いです¹。
- 投資信託:専門家が多様な資産に分散投資を行い、その収益を投資者に分配する方法です。少額から始められ、分散投資によりリスクを抑えられますが、手数料がかかります¹。
- iDeCo(個人型確定拠出年金):税制上の優遇を受けながら、長期的に資産運用を行う公的な制度です。60歳まで引き出せませんが、老後の資金形成に適しています¹。
- 不動産投資:賃貸用の不動産を購入し、家賃収入を得る方法です。定期収入が見込めますが、空室リスクや災害リスクなどがあります¹。
これらの方法はそれぞれメリットとデメリットがありますので、
自分のライフスタイルやリスク許容度に合わせて選ぶことが重要です。
また、資産運用はリスクを伴うため、始める前に十分な情報収集と理解が必要です。必要に応じて、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することも検討してください。
まとめ
40台になると人生の折り返し地点を通り復路を結構なペースで走っています。
自分の時間は取れていますか?
僕は自分にそう問いかけるかもしれません
もう仕事だけしておけばという年齢でもなくなり、
しかし定年を迎えたときのことを考えなければいけません
貯金の方法は様々ですのでまずは自らの生活スタイルを把握することが必要です
それから上記の資産運用などを試すのもいいかもしれません