こんにちは。しいたと申します。
3月8日、内閣府令「金融商品取引業等に関する内閣府令」が一部改正され、クレジットカードによる投資信託の積立購入(クレカ積立)の上限額が
月5万円から月10万円に引き上げられました。
それによって同日、
ネット証券各社が
クレジットカード決済による投信積立の上限を「月10万円」に引き上げることを発表しました。
NISA口座を選ぶ基準の1つになりそうです。
目次
まず、クレジットカードでの投資が認められる条件とは?
クレジットカード決済による投資が認められるには以下の条件を満たす必要があります
①翌月一括払いであること
②信用の供与が10万円を超えないこと
③累積投資契約であること
クレジットカード決済による投信積立は、一度設定しておけば残高を気にすることなく毎月自動的に積み立てができる便利な仕組み
各社の注目ポイントを見ていきましょう
証券会社ごとの特長
楽天証券は3月10日以降積立分から対応
楽天証券の対応として特徴的なのは
- 2024年4月積立分(3月12日設定締切)から、クレジットカードで積立できる決済額が月5万円から10万円に引き上がります。
- つみたて投資枠(月10万円)での積立額をクレジットカードで全額引き落としできます。
- また、楽天は「NISA全力応援!クレカ積立10万円引上げ記念キャンペーン!」を実施しています。
- 2024年3月8日(金)から同年6月30日(日)までに、「楽天ゴールドカード」もしくは「楽天プレミアムカード」を作成し、NISA口座で同カードを利用して投資信託を合計5,000円以上積立(約定)したお客様を対象に、抽選で7,010名様に最大10万ポイント、総額500万ポイントの「楽天ポイント」(通常ポイント)を進呈します。
- 詳細はキャンペーンページをご覧ください。
auカブコム証券は月10万円でPonta 1%付与
auカブコム証券は、3月15日から「au PAY カード決済による投資信託の積立」の月額設定上限を10万円(現行5万円)に拡大するそうです。
詳細はこちらでご確認下さい
マネックス証券は5万円超でポイント変動
マネックス証券は、3月25日からクレカ積立の上限額を月10万円に拡大する。対象となるクレジットカードは「マネックスカード」となっております
クレジットカードでの積立のメリットとは何なのか?
- ポイントを貯められる
- ポイントを使って投資できる
- 管理がしやすい
- クレジットカードの実績作りになる
- 同一銘柄を一定金額で定期的に購入する方法、「ドルコスト平均法」にて価格変動リスクを抑える効果が期待できる
新NISAのつみたて投資枠の非課税枠は月10万円が上限なのに対し、クレカ積み立ての上限金額が月5万円までのため、残り5万円は現金などで投資を検討する必要がありました。
正直これは管理の面から見ても面倒ですよね・・・
現金で投資するとなると、証券会社に事前に入金をするか連携している銀行から自動入金するなど、何らかの設定が必要になります。残高の確認する必要も出てきます。
ルールが改正されクレカ積立の上限が10万円になれば、
こういった手間も少なくなり、つみたて投資枠の金額を一括管理できるので非常にメリットの大きい改正となるのではないでしょうか?
クレジットカードでの積立のデメリットは?
積立日が固定されている
家族カードは利用できない
クレカ積立はリボ払いにできない
補足として気を付けることを記載しておきますね!
「投資におけるリスクを理解しておく」という事は気念頭に置き気を付けるべきことですよね!
いくらリスクを抑えていても投資は確実な利益、収益を保証するものではありません。
ここを念頭に置き、投資運用していく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クレジットカードと証券口座を組み合わせて使用することで更なる「お得」を得ることが可能になります
皆さんも、今話題の新NISAなどに対応するためには各社が行っている催し物を考察の一つに加えることで進めやすくなるかもしれませんよ?