こんにちは、Kジローです!株投資をしている方であれば、一度は四季報を目にしたことがあるんではないでしょうか?
そこで今回はこんな人に向けて、優良株の探し方について詳しく解説していきます!
- 何を見たら良いのかサッパリ
- 優良株を見つけたい
- 四季報で企業分析が出来る様になりたい
※今回の四季報活用ポイントは項目が多いので【第①弾~】順に作成していく事にしました。有益な情報なのでお見逃しなく。
【優良株の探し方!四季報の活用ポイント解説】の【第2弾】記事はこちらからどうぞ♪
目次
最初に見るのは?
業績予想の根拠
四季報で一番注目されるのが業績予想ですが、その予想数字を作った根拠を『業績欄』で説明しています。
更に先頭には業績の勢いを表した『見出し』があります。画像でイメージを掴んでもらえると思います。
会社の成長力と課題
記事の後半にある『材料欄』ではこれから数年先の収益力に影響を与える内容が書かれています。
例えば
・トピックス(話題や出来事)
・会社の課題
・経営目標
・株式需要動向
それに対し、会社がどのような対応をしていくか継続して見ていくと、将来性のある会社か見えてくると思います。
会社の事を知るには?
事業内容をチェック
『特色』を見ることで以下の項目が分かります。
・会社の特徴と主要な事業
・業界内での地位やシェア、系列、企業グループ
などの強みを一目で把握することができます。更に3ヶ月毎に内容が見直される為、会社の変化点も見ることができます。
収益の柱と成長分野
四季報の『連結事業』を見ると、どの事業が儲かっているのかが分かります。
有効な使い方としては
・過去と現在の四季報を比較する(事業構成の変化が読み取れる)
・同業種の会社でも比較してみる(収益の柱がが違なるので会社をより深く理解できる)
以下の項目を画像と照らし合わせながら見れば理解しやすいと思います。
【日本37(7)→37…売上比率 (7)…営業利益】
【海外63→海外の売上比率】
【〈23.3〉→決算期。いつのデータか示している】
従業員数から効率性を見る
『従業員』には優良企業のヒントが隠されています。ここでいう従業員とは正社員の事です。(役員・パートを含まない)
・『従業員』を有効活用するには四季報に掲載されている『売上高』や『営業利益』を従業員数で割ってみると、一人あたりの売上高や利益が計算できます。
そうすると、人員の効率性を見ることができます。同業種や有名な儲かっている企業など(トヨタなど)で比較してみるとサプライズな株に出会えるかもしれませんね。
ちなみに楽天証券では以下の『特集企画』という項目に『一人あたりの営業利益』が乗ってますので参照下さい!
平均年齢から活力を見る
平均年齢はその会社の活力、将来性を見る指標として有効です。
平均年齢が若いということは新卒採用が多いなど
・成長余力がある
・活力がある
とも取れます。
ただし、これが全てではないので事業内容など総合的に見て判断しましょう。
メインバンクをチェック
メインバンクはどこか必ずチェックしましょう。
なぜかというと経営不振の時に頼れる金融機関がない事態に陥りかねないからです。
株式市場に上場していても必要資金の全てを市場から調達している訳ではありません。多くの会社が銀行の借り入れを活用しています。
なので、いざという時に頼れるメインバンクがどこであるか確認しておきましょう。
会社を支配しているのは誰
上位の株主を確認することで、誰がその会社を所有、支配しているかが分かります。又、その会社の方向性を見ることが出来ます。
仕入先、販売先から見る
①仕入先、販売先を知ることでリスク確認をしておきましょう。
例えば
・販売先に先行きが不安な会社があると倒産した時に資金が回収できなくなる。
・連鎖倒産という事態になるかもしれない
・仕入先であれば商品を仕入れることができないリスクが生じる
そういう面があるので、しっかりリスクを把握しておきましょう。
②連想幅の拡大にも繋がります。
例えば、売り上げが伸びそうだという理由であるメーカーの株価が上昇した場合
・そのメーカーが原料、材料を仕入れている会社も連鎖的に買われる
そんな可能性もあります。
その企業が上場していれば四季報で業績をチェック。更に仕入先、販売先まで見ておくと株投資に不可欠な『連想』の幅を広げることができます。
いかがでしたか?四季報からは沢山のヒントが出ています。これを機に見れるポイントを増やしてより優良株の発見に役立てて行きましょう。
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